お子さんは誕生してから、たくさんのお祝いごとやイベントがあります。どれも一生に一度の特別なお祝いで、行事に合わせてフォトスタジオや写真館を利用して記念写真を撮る方も多いでしょう。
記念写真を撮影する際、具体的にどのようなタイミングがおすすめなのかをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃん~幼児
ここでは、生まれてから卒園までの主な行事と撮影時期、撮影のポイントについてご紹介します。さまざまなタイミングで、お子さんの成長記録を写真に残していきましょう。
誕生記念
撮影時期は生まれて10日目ごろが目安です。外に出かけるのは難しいので自宅などに来てもらい撮影する方が良いでしょう。
お宮参り
撮影時期は生まれて1ヶ月前後が目安です。男の子は31日目、女の子は33日目のタイミングが好ましいとも言われています。
お宮参りは赤ちゃんにとって、人生初めての神社参拝になります。これは無事に生まれたことをその土地の守り神に報告して、これからの成長を願って参拝する大事な行事です。
スタジオの撮影では一つ身と呼ばれる着物を着て、犬張り子、金封、でんでん太鼓など縁起物をつけます。
撮影時期は生後1ヶ月前後が目安ですが、ご家族の都合や赤ちゃんの体調を見ながら考えましょう。お参り後に写真館に行くのは負担になるケースもあるので、神社に撮影に来てもらう方がいいかもしれません。
お食い初め
撮影時期は生まれて100日目ごろがおすすめです。
お食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長と今後食べるものに困らないようにといった意味を込めて、祝い膳を食べさせるマネをします。
スタジオ撮影の時も祝い膳と一緒に撮ったり、赤ちゃんに食べさせるマネをしながら撮ったりします。赤ちゃん用の着ぐるみもあったりするので、写真館デビューするにも絶好なタイミングです。
ハーフバースデー
撮影時期は生まれて6ヶ月後です。生後半年の時期にお祝いするハーフバースデーですが、この頃になると赤ちゃんは一人で座ったり、ずり這いをし始める時期です。
行動範囲も少しずつ広がってコミュニケーションも取れるようになってくるので、いろいろなポーズに挑戦して撮影することができます。
また、ハーフバースデーは伝統的な行事ではないので、カジュアルな衣装でも撮影が可能です。
初節句
撮影時期は生まれて最初に迎える節句の日、男の子は5月5日、女の子は3月3日となっています。生後1ヶ月以内に初節句を迎える際には、翌年におこなうこともおすすめです。
スタジオでは、兜やお雛様と一緒に撮影することが多いです。
七五三
七五三はお子さんの写真を撮影する定番のタイミングです。3歳は男女、5歳は男の子、7歳は女の子で11月15日にお祝いをするのが一般的となっています。
地域によっては数え年でお祝いの日を決める場合もあります。11月15日が一般的となっていますが、この時期はフォトスタジオや写真館が混み合うので、少し日にちをずらしてみるのも良いでしょう。
入園・卒園式
幼稚園の入園や卒園は大きな節目となるタイミングでもあります。
撮影時期は幼稚園の入園日ですが、入園式の前か後に撮りに行くのが良いでしょう。卒園は当日に謝恩会などがあるケースも多いため、卒園式の前に写真館に行くことをおすすめします。
小学校~成人
ここでは、小学校に入学してからもたくさんある、記念写真の撮影タイミングをお伝えします。その一瞬一瞬を写真に残しておくと、アルバムを見るのも楽しくなるでしょう。
入学・卒業式
小学校の入学式は朝からバタバタ忙しいことが予想されるので、記念写真は入学式の前後に撮りに行くことを検討しましょう。卒業式は当日に謝恩会などあったりするので、前撮りがおすすめです。
小学校の入学は人生の大きな節目となるので、フォトスタジオで新しい門出を記念する写真を残しておきましょう。
ハーフ成人式
最近では成人となる20歳の半分、10歳の誕生日のタイミングでハーフ成人式を開催する小学校も増えてきています。お子さんの成長を振り返る大切な日として、記念に残る一枚を写真に収めるそうです。
伝統的な行事ではないため、撮影時はカジュアルな衣装でも可能となっています。
十三参り
旧暦3月13日ごろ、数え年で13歳になった年に、知恵と健康を授けてもらうためにお参りをする十三祝い。地域によっては時期に関係なくお参りをする場合があります。
スタジオで凛々しい和装姿を写真に撮ってもらい、思い出を残しておきましょう。
成人式
大人への第一歩ともなる成人式は、1月の第二月曜日におこなわれます。振袖やスーツ、袴などの正装で撮影するのが望ましく、スタジオでは前撮り撮影プランも用意しています。
毎年の誕生日
幼い頃は1歳になった記念日など、主にお子さんの誕生日に撮影するバースデーフォトで成長を記録していく方も多いと思います。
大人になるとそういった機会は減っていきますが、1年ごとに節目として誕生日に撮影をすることでよりしっかりと成長が実感でき、思い出のかたちで画像に残しておくことができます。
ポイント
【子どもの記念写真を撮るタイミング】
誕生記念・お宮参り・お食い初め・ハーフバースデー・初節句・七五三・入園・卒園
入学・卒業・ハーフ成人式・十三参り・成人式・毎年の誕生日