七五三の写真撮影、可愛いヘアアレンジを紹介します！ドレスに合う髪型も

七五三の記念写真の際、女の子の髪型に悩むことが多いのではないでしょうか。とくに3歳の女の子の髪型は髪の長さや量を制限されることがあり、どのような髪型が着物に合うのか、ヘアスタイル探しに苦労する方も多いようです。成長して髪が長くなっても、和装と洋装のどちらにするか悩むでしょう。この記事では、ドレスなどにも合う髪型も紹介します。

ロングヘアー　七五三の髪型

日本の古くからの慣習である七五三では、最初に祝うのが3歳の女の子です。3歳といっても数え歳で行うため、満2歳で撮影を行うこともあります。そのため、ロングヘアーといっても大人とは異なり、肩にかかる長さからロング丈の扱いになるようです。髪が長くない子は部分ウィッグや逆毛を利用することで、手軽に写真映えする髪型を作れます。

肩より長さのあるロングヘアーの子には、ツインお団子ヘアーが人気です。ツインお団子というとミッキーマウスのような高い位置で左右対称にセットすることが一般的でしたが、現在は左右でお団子の高さや大きさを変えて、アシンメトリーにすることも人気となっています。2つに結べる長さがあればアレンジすることが可能なので、髪の長さは少し短めでも問題ありません。

また、低めのお団子ヘアーは前髪のスタイルを選ばない髪型でもあり、前髪を下ろすだけでなく、流したりおでこをみせたりと、大人っぽいものから可愛らしいものまでアレンジしやすいでしょう。

アレンジの仕方として、髪の毛を結ぶ位置を決める際は頭を時計の文字盤に見立てて、2時と8時の位置を目安にすると、バランスのよいアシンメトリーを作れます。また左右でお団子の大きさに変化をつけたい場合は、分け目をジグザグになるように工夫すると、後ろ姿も可愛らしくなります。3歳の七五三の場合は、お団子の位置を全体的に低めにすると大人っぽくなるでしょう。

ショートヘアー　七五三の髪型

3歳の子どもは髪の毛が短い場合も多いため、無理にウィッグなどをつけず、短いヘアスタイルを活かしたヘアスタイルにしましょう。小さい子どもの可愛らしい雰囲気を活かし、地毛だけでアレンジすることがおすすめです。ボブ程度の長さのときのアレンジ方法としては、顎のラインまで全体の長さがしっかりと揃っていれば、そのままきれいにストレートにとかすとよいでしょう。

おかっぱ風の髪型にすると、市松人形のようなクラシックな可愛らしいヘアスタイルとなります。現代風にアレンジしたい場合は、大きな華のヘアアクセサリーを使用したり、パステルカラーの着物やヘアアクセサリーと合わせたりするだけでも、垢抜けた印象になるでしょう。また、ボブの長さを活かして、ヘアアイロンやホットカーラーで少しカールを付けるだけでも印象は変わります。

レトロな印象のカールボブに仕上げたい場合は、ヘアアクセサリーを付ける位置を耳の近くの少し低めの位置にして、椿の花のモチーフや大きなリボンをチョイスすることでレトロな印象となるでしょう。可愛らしく元気な印象に仕上げたい場合は、カールボブをベースに片側のみを編み込むスタイルがおすすめです。

片側を編み込んでスッキリさせ、反対側をアイロンなどでしっかりとカールをつけてボリュームを出してください。ヘアアクセサリーを飾れば豪華なサイドアップ風のアレンジとなり、ボブの長さでもアレンジ次第でさまざまなヘアスタイルができるので、試してみてはいかがでしょうか。

ドレスに合う髪型

七五三というと和装をイメージする人が多いようですが、近年では洋装での撮影も人気があり、どちらも撮影したいと希望する人もいます。ドレスに合う髪型としておすすめなのが、ポニーテールです。ある程度の長さがなければできませんが、毛先をコテで巻くだけで、華やかなアップスタイルになり、髪飾りもつけやすいでしょう。また、アレンジもしやすく、ハーフアップや三つ編みを合わせることで印象を変えられます。

少しこったヘアスタイルにしたい場合は、カチューシャ風の編み込みがおすすめです。カチューシャを付けたような形で編み込みを行うことで、女の子らしい雰囲気になります。

また、大人っぽいスタイルにしたい場合はギブソンタックにすると、首元がスッキリ見えるためおすすめです。首筋がスッキリ見え、着物との相性もよいと評判になっています。また、ギブソンタックで女の子らしさを足したい場合は、まとめた部分に小さな花飾りを散らすようにヘアアクセサリーを付ければ、女の子らしさがアップするでしょう。

子どもの成長によっては髪の長さが合わないこともありますが、ウィッグやヘアアクセサリーなどを活用して、その時の子どもに合った髪型でヘアアレンジを加え、一番かわいい七五三姿を残しましょう。女の子にとってもさまざまなヘアアレンジをすれば、普段と違うヘアスタイルから気分も上がり、より自然な笑顔を引き出せそうです。一生に一度の素敵な写真が収められるので、子どもと話し合いながら選んでいきましょう。